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今年度から始まった新授業「探究」。
この授業では、週に１回他学年や他クラスのみんなと集まり、自分たちで発見した疑問を「問い」の形にして、長い時間をかけて答えを探していくという活動をします。

自分で創る学びということで、最初は戸惑っていた子もいましたが、授業が始まって約２か月が経ち、大分この活動に慣れてきた様子です。４月に始めたグループテーマトークを終えて、５月はいよいよ「問い」作りの初期段階へ。
自分の中に芽生えた疑問を、ウェビングを使ってより考えが深まりやすい具体的なものに洗練させていきます。中心に疑問や単語を書き、そこから連想される単語を放射状に書き出しながら、自分の興味や探究力に合った「問い」に変えていきました。
「なぜ人は怖いと悲鳴をあげるのか」「なぜ果物は美味しく感じるのか」「なぜ首都が決まるのか」など、テーマは人や食べ物、世界や自然科学にまで及びます。
夢中になってウェビングを進めていく姿に、子どもたちの中にはこんなにも知りたいことが溢れていたのだと改めて気づかされました。「問い」の答えは、どこに繋がっていくのでしょうか。この授業を通して、子どもたちが普段の授業では発揮できない力を存分に見せてくれたら嬉しいです。