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洗足学園小学校では、高学年（5・6年生）を対象に、週2回、1コマ20分の「朝算数」の時間を設けています。8時45分から始まるこの短時間の授業は、児童にとって集中力が高まりやすい朝の時間帯に、思考力を刺激する“頭の準備運動”のような役割を果たしています。

この日は、5年生が「割合」に関する課題に取り組みました。テキストの問題に一人ひとりが黙々と向き合う姿は、まさに朝ならではの静かな熱気に包まれていました。

朝算数は、算数担当の教員が直接指導する日もあれば、自学自習型で課題に取り組む日もあります。静かに机に向かう習慣は、学習に対する主体性や集中力を育む貴重な時間となっています。

こうした「朝の学び」を経て、洗足生たちは、1日のメインとなる1時間目の授業へと自然に気持ちを切り替えていきます。リズムよく学びに向かう一日が、ここから始まっています。