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「いざ、勝負！」から始まるマット上での勝負。
今、１・２年生の体育の授業ではマット遊びの単元で、立派な「転がり侍」になるため修行を積んでいます。相手の転がる技を上手に真似をすることができると「お主、なかなかやるな！」と相手に認めてもらえます。

ネーミングこそ「転がり侍」ではありますが、横の回転の「鉛筆転がり」や「前転がり」、足の裏と裏を合わせて転がる「だるま転がり」だけでなく、逆立ちをして足の裏を合わせる「カエルの足打ち」やマットの真ん中に手をついて、左右にジャンプする「川とび」、「ブリッジ」など色々な技に取り組んでいます。

セリフを決めて、異世界に飛び込むような空間を作り出し、楽しみながら色々な方向に転がる感覚を身につけています。上手に転がれなくても、それもまたその侍の味となり、その転がり方を真似してもらえます。自分の動きを客観的に捉えることもでき、お友達と共に様々な転がり方を楽しんでいます。

侍になりきり、授業外で会った時にも「どうしたでござるか？」「さらばじゃ！」などと声をかけてくる１・２年生。教員側も「ござる」の話し方が心地良くて、授業が終わっても「ござる」の会話を児童と共に楽しんでいる今日この頃です。