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昨夜の雨で一気に熱を奪われ、今日は朝から冷え込みました。澄み切った空は青々と高く、陽の光が冷ややかに差し込みます。学園の木々の葉も色づいた葉を次々と落として冬支度を進めています。

登校してくる児童もマフラーを巻いたり、手袋をしたりと冬の装いです。そんな寒い朝ですが、2年生は何やら落ち着かない様子。なぜでしょうか？
気づけば小学校のイングリッシュガーデンのあたりに、煙と共に薪が燃える良い香りが漂っています。焚火でしょうか？そばに寄るとパチパチと音が鳴る暖かな空間がそこにあります。本当はそこに暫くいて温まりたいのですが、後ろ髪を引かれる思いで体育館へ。

体育館では４年生が走り幅跳びの記録測定をしました。不思議なもので、走り高跳びの記録測定は毎回必ず盛り上がります。体育の授業を終えて焚火に戻ると謎が解けました。聞こえてくるのは威勢の良い掛け声と気もちの良い音。なるほど、今日はあの日だったのか。

それが分かると、なぜか胸がわくわくする冬の朝でした。